♪あんなこと、いいな。できたら、いいな。♪
こんにちは、しみセンです。
年度末のお悩み多い時期に向けて、2月12日にしみセンで行った講座、
「明確に・スムーズに会計を行うコツを学ぼう」のご報告です。
会計をスムーズに行う為の道具としての会計ソフトの利活用を焦点に、
会計の基礎知識と実践者の経験談も織り交ぜた講座でした。
NPO用の会計ソフトを出版されている、ソリマチさんとTKCさん、会計の専門家として税理士の福島重典さん、2つのNPOで会計を実践されている篠原幸子さんと4名のゲストにお話をいただきました。
(税理士、福島重典さんのレクチャーの様子)
会計について:福島重典さん
・会計は継続的に行うために決めたルールに則って行うこと
・貸借対照表、活動計算書の勘定科目は常識的に分類すればよい
・会計のいろはのいは証憑(証拠となる書類、領収書や請求書)をきっちりと管理すること、月に一度は整理すること
をお話いただきました。
(TKCさんのレクチャーの様子)
ソフトについて:ソリマチさん、TKCさん
各社の会計用ソフトの特徴や付随サービスなどの説明をいただきました。
どちらも、長きにわたりNPO用の会計ソフトを販売されているので、
機能も洗練され、説明も分かりやすくお話しいただきました。
(篠原幸子さんのレクチャーの様子)
会計の現場での経験について:篠原幸子さん
3番目は2つのNPOで会計を担当されている篠原さんのお話です。
実際に使用されているソフトを使ってご説明いただき、
・ソフト活用の肝は部門設定の仕方次第
・源泉徴収は給料と報酬で分けた方が良い
などなど、担当者ならではの目線からお話をいただき、
参加者のみなさんを惹きつけておられました。
ゲストのみなさんのお話が終わった後は、
全体と個別に時間を分けての質問タイムとなり、
一旦、会を締めたのちもご厚意で残っていただいた、ゲストのみなさまに
熱心にお話を聞かれておられました。
会計について知識としてしか知らない、しみセンの職員(筆者)には
けっこう難しかったお話も、実務を担当されている参加者のみなさんには
非常に良く分かったという感想を何名もの方からお聞きしました。
今回参加できなかったという方も、専門家相談会で専門家の先生へのご相談やしみセン窓口での個別相談等でもみなさんのお悩みにお答えしていきますので、ぜひご活用ください。
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